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オナニーに対する罪悪感はなぜ?

大人になるとオナニーをするのは当たり前の行為ですが、なぜか射精後に罪悪感を感じてしまう人も多いのではないでしょうか?人が生きていくためには必要なものなのに、なぜこうした感情を抱いてしまうのかを考えてみます。

敵から身を守るための冷静さ

人間には防衛本能があらかじめインプットされています。人がまだ文明的な生き物ではなかった時代を考えてみましょう。性行為を行っているときはどうしても外敵に対してスキをつくってしまうもの。しかし射精後もその状態が続いてしまってはいつ狩られてしまってもおかしくはないわけです。男性が射精後に冷静さを即座に取り戻すのは、こうした敵から身を守るためと言われています。

しかし身の安全が保証された現代ではこうした本能は不必要であると言えます。射精後のけだるさは、まるで自分が愚かな行為にふけっていたのではないか?と気づかせるためのものだと感じてしまう方もいるのではないでしょうか?

もしかして自分だけ?

しかしこの罪悪感の正体は、もしかしたら違うところに原因があるかもしれません。まだ子供だった頃のことを考えて見ましょう。

男性であれば個人差はあれど、思春期になると自分の性器に興味を持ち出すのは当然と言えます。触っているうちに勃起をし、自然に射精に至るというのは男性であれば当然。しかし、誰でも初めての体験というのは恐ろしいものです。

「ちんちんから、変な液体が出てきた…」もしかしたら自分は大変な病にかかってしまったのじゃないか?と考えた人もいるのではないでしょうか?ですが普段から両親に「性器をみだりにいじってはいけない」と教えられていると、どうしてもこの悩みを打ち明けることが出来なくなってしまします。

その結果、誰にも相談が出来ずに一人で頭を抱えてしまう少年は多いでしょう。周りの友だちも同じことをしているだなんてつゆ知らず、「自分はとんでもないことをしてしまった」という罪悪感を抱えてしまうようです。

次第に大人になり、周囲からの情報やアダルトコンテンツに親しむうちにこの悩みは自然と解消されていきますが、過去のトラウマが「オナニーははずかしいこと」という羞恥心を植え付けることになっているのかもしれません。

西欧のオナニーに対する考え方

少年期の体験とは別に、西欧には膣外射精を悪いものと捉える考え方があったようです。この教えは長い間、残り続けていたとのこと。一体なぜ昔の人々はオナニーを否定的に捉えていたのでしょうか?

理由のひとつとしては、精子が子孫を残すために大切な資源と考えられていたからです。確かに膣に入らなかった精子は全くの無駄になってしいます。子供をたくさんつくり、国を豊かにしていかなくてはならなかった当時の社会情勢を考えれば納得の理由と言えるのではないでしょうか?

オナニーという行為自体は人にとって必要不可欠なものであるのは明白です。しかし、そこに罪悪感を感じてしまうのは、人間ならではの社会性やモラルが深く関わっていると言えるでしょう。もちろん、公衆の面前で突然秘部をさらけだし、行為に及ぶのは犯罪になります。時と場所をわきまえて、気持ちの良い自慰行為に臨みましょう。